東向島の洋食屋、レストランカタヤマのマルキン牡蠣ステーキ(200g)

2023/2/5
分厚いカットのステーキ、駄敏丁カットというオリジナルのカット技術でらんいち(腰から腿の赤身、スジが多い)のスジを避けて切り出したという肉はとても柔らか。ソースは酸味があってとろみのない洋食のステーキソース。同じ鉄板にカキフライが添えてあります。牡蠣は岩手産の牡蠣だそうです。なかなか食べたことのない組み合わせだけど、こうして提供されるとまさにこれが食べたかった!という気になります。もちろんご飯とみそ汁がつきます。ステーキ肉に使われる肉のバリエーションが豊富で、下からグラス、リーン、オーガニック、マルキン、ウルトラマルキン、特選、特選サーロイン、特選テンダーロインとあります。マルキンはリーンの約2倍〜、特選テンダーロインはリーンの約7倍〜と大きく価格に開きがあるためなかなか高額なものにはチャレンジできないですが…。

この日は2人で、これに加えてコーンポタージュ、カニクリームコロッケ、ハンバーグステーキ、マカロニグラタンも注文し、腹もはちきれんばかりでした。コーンポタージュもカニクリームコロッケもこれこれ!という味。行く前、到着してからもテンションが上がりっぱなしでした。

浅草のヨシカミにもありますが、隣に大きな待合室があります。さながら新幹線を待つ人々のように、多くの人がここでテレビを見たりしながら自分の番を待っています。待合室にはこのお店に訪れた芸能人や記念の写真がおびただしく飾られています。

お店の前にあるショーケースも綺麗にライティングされていて、よく手入れがされていると感じます。古びたショーケースにも風情こそ感じますが、こんなにワクワクさせるショーケースを見るのも久しぶりだと嬉しくなりました。

店内はやはり相当忙しいようで、慌ただしい雰囲気。待合室からこんなに混んでいるのはやはり、現在行われている墨田区PayPay30%還元のためでしょう。待合室があるため予約はナシ。私はもともと東京の人間ではないのでこうして後から地域の食について推し量ることしかできないのですが、いくつもの名店の共通項から、これが洋食のスタンダードなのだなと感じるばかりです。

錦糸町のパルコにも支店がありますが、本店に来てよかったと思います。

お店のアカウントはこちら
https://www.instagram.com/dabintyo_sumida

元記事:https://www.instagram.com/p/CoQ4d2WSvPk/