どぶろくというものは日本酒の製造工程のうち、濾す作業を経ないで作る酒のことだそうで、白濁していてとろっとした飲み口、甘味が特徴です。このお店に併設された木花之醸造所ではどぶろくを作っているのですが、そのラインナップには様々な材料を製造工程に加えた変わり種のどぶろくも多く揃っています。この3つの飲み比べでは桜餅が特にユニークで、ここでしか飲めない酒だと思います。
その他、飲み比べセットの前にLab 01 ジャスミン 澄酒 ver.をいただきました。澄酒は濁酒を搾ったもの、ということはほぼ日本酒に近付いたものなのでしょうか。こちらも実際にジャスミンの花を漬け込んで風味を足しているようです。酒によって主材料と別にさまざまな材料を入れて作るところはジンに似ていますね。
このお店は前述の通り木花氏之醸造所に併設されたダイニングバーです。今回は店の方と話をするために立ち寄ったので酒のみをいただきましたが、食事メニューも揃っています。また、どぶろくは気に入ったものを冷蔵庫から選んでそのまま買うこともできます。ちなみに土日のみ15時オープンであるため早めの飲み会もできます。
台東区側の隅田川沿いの道、厩橋と駒形橋の間。駒形というエリアにあるお店で、少し奥まった入り口になっていますが、木花之醸造所の看板が大きく目立ってもいます。同じ通りにはフレンチのナベノイズム、ハンバーガー屋のマクレーン、イタリアンのポッザやソニャンドなど、挙げきれないほどの店が並んでいます。蔵前エリア随一のグルメストリートと言えるでしょう。
お店のアカウントはこちら
https://www.instagram.com/allwright_tokyo
https://www.instagram.com/konohanano_brewery




