2021/1/26
百段階段ではイベント、初春の文化財見学 百段階段の百の縁起ものが行われていました。1枚目は天井画の扇です。
さまざまなイベントが行われている百段階段は、建物の意匠に吉祥と言われる縁起の良い図案や形状が用いられています。このイベントはそれらを含む約100の縁起ものを紹介するものです。
百段階段の入り口となるエレベーターの内部とドアには螺鈿細工の唐獅子牡丹。唐獅子は勇猛さと威厳を象徴するもので、牡丹とともに描かれるそうです。
壁に描かれた絵画や天井画、像のようにわかりやすい美術品だけではなく、部屋の柱、障子に施された木組の文様、1つ1つに込められているさまざまな願いを知ることができます。とっても見応えのある展示でした。
雅叙園の雅叙は、中国の文雅叙情という言葉(知識のある人でも優雅に飽きずに過ごせること)からきているそうです。今回得た知識で、別の展示を見に来た時にもまた建物自体を楽しめそうです。
最上層の百の縁起ものおみくじが設置されています。おみくじを引くと、今回解説されていた縁起ものをぴったりの縁起ものとして示してくれます。百段階段は最上層が行き止まりなので、帰り道をまた楽しむための趣向なのでしょうね。
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