浅草橋の角打ち、Sake Streetのイベント、日本酒ボードゲーム「蔵咲」試遊会

2022/6/28
プレイヤーは日本酒の蔵元となり、数年間の運営期間の間でもっとも優秀な蔵元となることを目指し、米の仕入れや販売をゲームで体験できるボードゲームです。ゲーム発案者の和田さんは新宿の日本酒バルどろんを経営している日本酒好きであり、日本酒やその作り手への愛が込められたゲームだと思います。

私は別の試遊会でプレイ済みだったので、今回は見学のみ。イベントのレポートをしつつ、会場であるSake Streetで立ち飲みしていました。

プレイヤーはそれぞれ1つの蔵元を持ち、秋から始まる各季節ごとに、蔵元のスタッフや資金を蔵のどのような活動に充てるかを決めていき、毎年その成果や収支を確認していきます。ゲームそのものはボードゲーム制作の開発者に依頼して制作しており、ルールはなかなか複雑ではあるものの遊びながら理解できるものです。

ゲームは蔵元の限られたリソースを使って、作った日本酒をどのような酒販店などの卸先に卸すのか、社長自らどの取り組みに力を入れるか、などに頭を悩ませます。スパークリング日本酒のブームが来てより多くのポイントが得られたり、売れ残った日本酒を熟成させて翌年に挽回するといった逆転も起き、作り込まれている印象です。

イベントそのものは以前に紹介したSake Streetの個室を貸し切り、日本酒を飲みながらのプレイ。お酒を飲みながらボードゲームを遊ぶのって本当に楽しいんですよね!

今回は私はゲームのプレイ中は通常通り、角打ちスペースで色んな日本酒を飲んでいました。おつまみはクリームチーズの醤油糀漬けと、うずらの卵のピクルス。飲んだのは天美 特別純米 蛍、夏の酒飲み比べセットなどです。夏酒では大那 純米吟醸が夏らしさという意味で印象に残りました。他の酒に比べ、スッキリ爽やかですね。

終わった後はゲームの話をしながらそのまま日本酒を飲んだりしていました。蔵人の参加者がいたり、オススメの酒やつまみを持ち込んでいる人もいたり。ゲームがハブとなって、酒好きが自分の好きな酒をお勧めしあったりしながら初めて会った人たちと楽しく飲む、そういう場を作りたかったそうです。

このボードゲームは昨日からクラウドファンディングサイト、Campfireで資金集め中。現時点で既に目標金額が集まっており、更に支援を集めています。支援するためのページには日本酒バルどろんのInstagramトップからアクセスできます。支援に対するリターンには今回のような試遊を酒蔵でできる会などもあります。ぜひチェックしてみてください。

お店のアカウントはこちら
https://www.instagram.com/sake.st
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元記事:https://www.instagram.com/p/CfVJUDTPCvD/