Tokyo Macbethというメニューはハギスという羊肉を使ったスコットランドの伝統料理を牛肉にしたものを更にサンドイッチにして食べやすくしたものだそうです。
東東京市は柳橋にオフィスやギャラリーを構える日本コパック株式会社のギャラリー、Cpk Galleryで行われるイベント。2020年(ストーリーに去年と書いたけど記憶違いでした)はギャラリーのみでしたが、今年は柳橋を貫く総武線高架下にまでイベントエリアを広げ、場所こそ浅草橋の隅っこであるものの、地域イベントとしての存在感を感じました。
入り口付近にはDeeney’sのフードトラック、Sol’s Coffeeのブース。Deeney’sの隣にはLilという派手さと怪しさも併せ持つ配色の植物を展示する花屋が並び、ギャラリー内にはさまざまなジャンルの作家が販売するアパレルや雑貨、そして企画展のような雑貨やワークショップが展示されていました。ダンデライオンチョコレートのショップも見かけました。
蔵前からだけでなく、近隣の江東区は森下からも、Palabというさまざまな工場から出る端材を使ってアート作品を作るユニットのブースもありました。木材の木片、書籍やゴムの断裁した端材を使ってディスプレイされたアート作品たちは近寄って見ればなるほどと膝を打つような、面白みのある展示でした。Hazai Baseという実店舗も森下にあるとのことです。
もう1つ、高架下ではJR東日本都市開発が取り組む高架下活用のスペースがあり、そこでは三脚をテーブルに見立てたような空間がありました。高架下に通りかかった人、コーヒーを手に持つ人が座ってゆっくりできる場所があったらいいかもしれません。
この柳橋の高架下は個人的にももったいない空間だなと思っていていましたが、そうしたことはもちろんJRも課題感を持っているらしく、どんな使われ方がいいのか住民にも意見を求めたいとも思っているそうです。今回のようなポップアップエリアとしてだけではなく、フードトラックを受け入れたり、単純にカフェが出来るだけでも、とても嬉しいなと思っています。
柳橋は浅草橋駅と隅田川の間にある、住宅とオフィスの混じり合った静かな街です。しかしギャラリーの前の隅田川の歩道への入り口もあったりすることで川沿いの道を行く人も増えてきました。総武線の高架下周りに面白い場所が増えたらもっと楽しい街になると思うんですよね。もちろん、あまり大声で叫ぶような雰囲気も似合わないので、加減は難しいのでしょうけど…。
ちなみに、Gurutaiでも紹介してきたお店でもLucite Galleryや小松屋といった昔の趣を残す建物と店、Pretty GoodやWestside Coffeeなどの若者も集まるカフェ、昔ながらの洋食屋大吉、アカネコやKacomi、Minorityなどのバーのように、意外と飲食店も沢山あるんですよね。そうした店とも一緒になって、街自体も盛り上がるといいなと思います。
会場のアカウントはこちら
https://www.instagram.com/cpk_gallery
出店店舗のアカウントはこちら(一部)
https://www.instagram.com/deeneys.jp
https://www.instagram.com/dandelion_chocolate_japan
https://www.instagram.com/solscoffee
https://www.instagram.com/palab_official







