馬喰町のフレンチ、La Boucherie Goutonsの豚バラのコンフィ

2023/1/14
コンフィとは低音の油で表面を焼きつつ内部に火を通す料理のこと。しっかり味もついていますが、これは脂や豚肉自体を味わう料理なのかなと思います。豚肉はヨークシャー豚という豚を使っているそうです。

その他、シャルキュトリーの燻製ハムとパテをサラダとピクルスと盛り合わせて、パン、オニオングラタンスープをいただきました。

酒はビール、ワインを白のドメーヌ・デュ・マージュ レゼルヴ 2018。赤を3種、ファミーユ・ロシェ セ・ラ・ヴィ!、シャトー・ド・マット・サブラン ル・クロ・ルドン、ドメーヌ・グール・ド・ショレ ジゴンダス トラディション 2018。最後のものが最も好みで、コンフィにもとても合います。勧めていただいたマスタードも相性良しです。

この日は先日このお店のInstagramで投稿されていたパテアンクルートが食べたくて向かいましたが、投稿した日の時点ですぐに予約が入り、品切れとのこと。また別のタイミングで用意のある時に狙っていこうと思います。

この日は店が空いていて、ワインのこと、豚肉のことをたくさん聞けました。冒頭で説明したコンフィにはヨークシャー豚という品種が使われているそうですが、これは品種改良が進む前の小ぶりな古代種で、現在のたくさん肉がとれる種と比べると肉が少ないぶん肉に旨みが凝縮されているそうです。

店の中には豚の説明の書かれたノボリがありましたが、これに書かれたLYBとはランドレース、古代種のヨークシャー、バークシャーという品種のことで、このように3つの品種を掛け合わせた豚のことを三元豚、と言うそうです。つまり、三元豚というのはどれか特定のブランドや品種を示すのではなく交配によって品質をコントロールさせた豚ですよ、という意味になるのだそうです。

食事とともに酒や豚の勉強までできるなんて、タイミングは選ぶものですね!もともとはパテアンクルート狙いでしたが、この日に伺ったのはやはりInstagramで今日は空いている、という発信を見たからです。というわけで、Instagramのフォローは大事です。今年もカレーの提供が今週末から始まったようです。

お店のアカウントはこちら
https://www.instagram.com/goutons

元記事:https://www.instagram.com/p/CnYIVl_Sgc2/