蔵前のイタリアン、Sognandoの天使のエビとマスカルポーネのラビオリ サフランとアサリのソース(ハーフサイズ)

2023/3/13
最初は上に乗っているセロリや魚介香るソースで爽やかな風味を感じますが、ラビオリの中に閉じ込められた海老団子のようなあんと、とろりとしたマスカルポーネが口の中で弾けると、全く違った濃厚な味わいが広がります。小籠包のような珍しいラビオリです。

生ハム4種盛り(写真はハーフ)は2枚目左上から時計回りにハモンセラーノ、グアンチャーレ、ピカンテサラミ、コッパです。

そしてチーズの盛り合わせ。3枚目上から時計回りにゴルゴンゾーラドルチェ、ブルー・ディ・モロッツォ(モスカートダスティに漬け込んだブルーチーズ)、ピアチェンティーヌ DOP(黒胡椒とサフランを練り込んだチーズ)、カステルマーニョ DOP(羊のチーズ)、テストゥン・チュック・アル・バローロ(バローロに漬けた山羊のチーズ)。これに加えて貴腐ワインレーズンもいただいています。

生ハムならまだ聞いたことのある名前が多いですが、このお店がこだわりを持って揃えたというチーズは名前を聞くだけでは全く分かりませんね。しかしメニューに特徴が書かれていたためある程度イメージできますし、イメージができると食べてみたくなるというもの。1つだけのつもりが5種いただきました。バローロのチーズとカステルマーニョが特に、深みのある風味が印象に残りました。

たまたまあったというムール貝の白ワイン蒸しは国産のムール貝を使っています。ムール貝に国産のものがあることも知りませんでしたが、これがまた、イメージしていたムール貝のガシッとした食感とは全く違い、ぷりぷりです。国産だから、というよりやはり産地が近いからそれだけ新鮮ということなのでしょう。その他、メインディッシュのガリシア豚肩ロースとホワイトアスパラのグリルをいただきました。

と、様々なインパクトのある料理を食べましたが、今回もともと食べに来る理由になったのは先日このお店の投稿に載せられていたチョコミントのメレンゲです。デザートにも力を入れていることがわかっていたため、とても気になったんですよね。そしてこれもまた、盛り合わせでいただきました。

チョコミントのメレンゲはもちろんしっかり甘いですが、チョコレートが合わさってミルキーでマイルドな風味もあり、ミントの爽やかさもとてもマッチしています。見た目もユニークでかわいいですよね。その他、抹茶とコーヒーのバーチ・ティ・ダーマというピエモンテのクッキー菓子やココナッツバナナ、などなど様々なお菓子も味わえました。

ピエモンテ料理、知らないものがいくらでも出てきますね。ちなみに今回いただいたチーズも多くはピエモンテのもののようです。

酒はまず、泡 ペーリ タレント ブリュット。イタリアのビール、モレッティを挟み、白 マラミエーロ アルターレ トレッビアーノ・ダブルッツォ 2019、ディ・レナルド トォー!、そして赤 プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア。

アルターレは樽で熟成したトレッビアーノ種のワインということで興味を持ちましたが、よく飲んでいるシャルドネの樽香のするものとはまた違った味わいが印象的で、ネットでも購入してみました。最後の赤は最近ジンファンデル(プリミティーヴォ)のワインを気にいることが多かったためいただいてみました。プルーンのような風味がわかりやすくて飲みやすいです。

前回初めて伺った時の投稿を見て何組もの方があのアニョロッティを食べたい!と来てくれていたとのことで、とても感謝をしていただきました。逆に、こちらにもGurutaiの投稿を見てソニャンド行きました!という報告を受けていたりもしていて、こんなことがあるとこういう活動をしていて良かったなとやりがいを感じます。

そんなわけで…このGurutaiのやりがいのためにも、もし紹介を見てお店に行った場合はタグ付け(というかメンション)投稿していただけたらとっても嬉しいです!「https://www.instagram.com/gurutai_tokyo の投稿で見て行ってきました」みたいな書き方ですね。

現在人手不足のためコースがメインとなっていて、アラカルトでの注文はタイミングにもよるようです。初めての方はコース利用から、そして運が良ければアラカルトができるかもということで、事前の連絡をするのが良さそうです。

お店のアカウントはこちら
https://www.instagram.com/sognando_kuramae

元記事:https://www.instagram.com/p/CpuFXi7SDz4/