鶯谷のスペイン料理店、サルデスカのサルモレホ

2023/4/19
トマトベースのクリームかソースのような冷製スープです。スペインで冷製トマトソースというとガスパチョも思い浮かびますが、あちらは玉ねぎやピーマンを使っていて野菜の食感もあるスープという感じのものですよね。サルモレホは粉砕したパンを練り込んでいてとてもクリーミー、シンプルでオリーブオイルの香りも際立ちます。白身魚やサラダと和えて食べたり、スープとしてすくっても味わえます。

今回はミニコース。メニュー名は食材のみの記述だったため、説明はしっかりとあったもののざっくり紹介です。

・ピキージョピーマンのムース
・サルモレホ
・独活とイカのソテー
・神子原れんこんのスープ
・金目鯛のグリル(2枚目)
・鴨のロースト(3枚目)
・柑橘のムースとジェラート(6枚目)
・くろもじ茶とさつまいものデザート

ピキージョピーマンはスペインのピーマンで、からすみを乗せて酸味と旨味をワインと一緒に楽しみます。金目鯛はひよこ豆の粉をまぶして表面をカリッと焼き、それにそら豆のソースや和えものを添えて。鴨はピペラードと菊いものまったりとしたソースを添えて。

1品目から聞いたこともない食材で、聞いたこともないようなメニューがとても楽しく、それぞれの料理に添えられたソースは味も彩りも鮮やかで豊かです。

今回は先月開催したGurutaiのイベント、「海苔とワイン」の打ち上げ的な会でした。このお店に連れてきてくれた丸井さん https://www.instagram.com/comptoir.coin が今日は是非にとアラカルトで選んでくれたのがカチョカヴァロチーズ(4枚目)、桜エビと海苔の冷製パスタ(5枚目)です。 沼田さん https://www.instagram.com/numatanori と一緒に行った海苔のイベントの打ち上げに相応しい、磯部焼きのようなチーズと海苔の香るパスタでした。見たことのない料理も、馴染みのある料理もとても楽しめました。

ちなみにこのパスタやチーズはアラカルトで普段も注文可能なものです。

酒はグラスで泡をいただいた後にオレンジ、ブラン・ヴィ・ナチュラル ブリサットと赤、フィンス・アルス クヨンスをボトルでいただきました。いずれももちろんスペインワインです。また、食後にゆったりグラスでルベン・ディアス ラ・ソルプレッサ トレス・デ・パティオ(7枚目)。ガルナッチャ、木樽でシェリー香の個人的にどストライクなタイプです。

数年前に1度利用したきりで、今回久しぶりに訪れました。丸井さんと仲がいいことは知りませんでしたが、今回連れてきてもらったおかげでスペインの食材のこと、メニューのこと、飲食のこと、シェフの深田さんとたくさんの話ができました。

駅としては鶯谷駅と入谷駅のちょうど中間くらいの位置、入谷から行くなら言問通りから入谷口通りを左に曲がって少し進んだ辺りにあります。この辺りもイメージよりは店が多く、Hagiso系列のLandaboutのような新しめの店もありますが、以前紹介したところでは鍵屋のような老舗もありますね。

お店のアカウントはこちら
https://www.instagram.com/sardexka3

元記事:https://www.instagram.com/p/CrNxNhASbm-/