事前にたまたま見かけたこの料理の調理動画で、煮汁をお玉でかけると鱗が花が咲くようにペリペリと反り返っていくのを見て、どんな食感だろうと気になっていたんですが、たまたまコースに含まれていてラッキーでした。
アミューズは聖護院蕪のクリアヴルーテ(暖かい野菜スープのようなもの)、オリーブとラディッシュのピンチョス、それに御徒町の和菓子屋、大心堂の雷おこしや最中の皮専門店の種亀の最中を使ったコラボスナック。特に発酵バター、アンチョビと合わせたおこしがコースのひと口めから大きなインパクト。
他に両国江戸蕎麦ほそ川の蕎麦粉を使った蕎麦がきと奥井海生堂(池袋が本店で室町に店舗あり)の昆布のジュレ、メインの和牛ほほ肉のカルボナード(フランス フランドル地方のビール煮)などを食べました。ジュレはキャビアと山葵、ウォッカクリームなどで複雑な味わい。特に山葵がいいですね。
デザートはなんと3皿。クレームダンジュと月桂樹のグラス、タルトタタンをイメージしたアルレット(薄いパイ生地)とカスタードクリームとカルヴァドスのグラス、日本堤バッハコーヒーと駒形をイメージしたクッキー、マカロンなどのお菓子です。特によかったのはタルトタタン風スイーツ。以前購入したカヌレのきな粉黒糖カヌレも出てきて嬉しい。
お酒は1杯目はビール、熟撰にしました。というのもこの座席は川沿いにあるこのお店の3階の川側の窓際。テーブルの奥にはスカイツリーと隅田川が見える最高の席です。こんな席についてしまっては上品にシャンパンというよりカーッとビールをやるしかない、という川好きで酒好きの条件反射のようなものです。
料理にはもちろんワインを合わせました。アンリ・ジロー エスプリ ナチュール、2杯目にはドメーヌ サン・ガヤン ジゴンダス フォンマリア 2015。どっしりとした重めで香ばしい香りのものが好みなので、これはちょうどいい好みの赤でした。
メニュー表を見ると品数が少なめなのかなと思っていたんですが、実際にはひと皿ひと皿とても構成要素が多く、ワンプレートの小さなコースをたくさん食べているようなもので、それでも余裕を持って完食できるような分量です。驚いたのは食後のデザートの力の入れよう。
メインを食べ終わったあたりでシェフの渡辺さんが話をしにきてくれました。ちょうど食べに行く前に渡辺さんが出ているテレビ番組(リモートシェフ、ジョブチューン)を見て予習していたんですが、Instagramを見ていても分かった通り、親しみやすい人柄でした。メニューを見ていても、近隣店舗とタッグを組んで料理を作っているんだなあと強く感じます。
お店を出るタイミングで、いろんなソースやドレッシングの元として使えるその名もNabeno-Sauceを販売していたので、自宅用と親族へのプレゼント用に買ってみました。これで食事をするのも今から楽しみです!
お店のアカウントはこちら
https://www.instagram.com/nabenoism
https://www.instagram.com/yunabe67
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