蔵前のカフェ、珈琲とチョコレート 蕪木の珈琲ゼリー

2021/9/21
透き通ったプレーンな寒天のようなゼリーと、甘みと苦みがしっかりめの濃厚な2種類のゼリーがクラッシュして混ざっていて、そのぎっしりとグラスに盛られたゼリーがアイスコーヒーに浸っている変わり種のコーヒーゼリーです。

コーヒーはすっきりと苦いものですが、透明なゼリーは薄く、コーヒーを薄めます。黒いゼリーは濃厚で、甘みを足してきて、口の中で味の濃淡を作ることができます。グラデーションを持つ多階調な液体の輪郭をあえて階調を減らして固体にして、境目をくっきりさせているような。

このゼリーについては店主の蕪木さんがウェブサイト「The Cuisine Press Web 料理通信」に作った動機などを書き綴っています。なんとなく、ネタバレのような気がして記事は読んでいませんでしたが、食後に読みました。興味のある人は8月26日の第9回「残暑に珈琲ゼリー」を探してみてください。これを読んで、考えていたことの一部について、ほほぉ、と納得できました。ウイスキーとコーヒーゼリーなんて、試してみたい組み合わせです。

その他、アーモンドのドラジェも注文しました。ドラジェはワイン専門店の酒室 Centouxでもこのお店のものを提供していましたが、あれはオリーブでしたね。日によって違う種類のものがあるようです。

昼前に行ったのですが、もともと少ない席を更に少なく絞っているため、2人用の席が1つしかありません(カウンターを予約することはできそう?)。開店狙いをするか、1人で行くのがよさそうです。

先日までチョコミントアイスを提供していたようで、この日はそれ狙いだったものの…残念ながら提供終了していました。今はアフォガートが代わりに加わっています。食べたいものをすぐに食べに行かないとダメですね。

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元記事:https://www.instagram.com/p/CUE-Mc0FzgH/