先日クラウドファンディングサービス「Makuake」で資金を募っていたもので、この時は私も支援に参加し、家でも店と同じ味が食べられるということでリターン品としていただきました。しかし料理はやはり店で食べたいという気持ちもあり、ようやくディナーでいただきました。ラザニアは、昨日投稿した馬喰町エリアのFujimaruのパテアンクルートのように、飲食店でだからこそ食べたい手間のかかる料理ですよね。
アルティスティ前菜の盛り合わせはフレッシュトマトソースのキッシュ、カプレーゼ、キャロットラペ、タコのマリネ、インカのめざめのアンチョビソース、ハム、レバーペースト。前菜盛りがおすすめとのことで注文しましたが、実際前菜盛りというものはお店の味の方向性がしっかり出るものですから、お店を知るのに自分の中でも重要性の高いメニューです。
本日のブルスケッタはベーコンとキノコ、鶏肉のトマトソース、ゴルゴンゾーラとはちみつ。以前の投稿で話題に挙げたブルスケッタのショーウィンドウはテイクアウト需要に合わせて行っていたもので、現在は主力ではないそうです。しかしもちろんディナーではワインと一緒に食べたいメニューでした。
お酒はビール、いつもモレッティがあればモレッティを注文していますが、今回は敢えてサッポロ黒ラベルをいただきました。ワインは白、モンテリーベロ トレッビアーノ・デル・ルビコーネ、トレッビアーノのワインです。まだ言葉にするほどの理解ではないのですが、品種による味のニュアンスがちょっとだけこれまでよりわかってきた気がします。イタリア品種のブドウのワインも意識して飲んでいきたいです。
その他、赤のラロッカ ロッソ トッレヴェントを注文。これはもちろんラザニアに合わせました。ミディアムボディとのことですが味わいはダークチェリー系のずっしりした味わいの赤です。
このお店のシェフはパティシエとしてのバックボーンも持つということでやはりデザートも少し。写真を撮り忘れましたが、イタリアンプリンを注文しました。粘土のように硬い、本当にがっしりしたプリン。生クリーム、カスタード、カラメル、ミント、そしてホットコーヒー。全ての構成要素を楽しんで味わいました。
店の名前にある「ブルスケッテリア」は響きの通りブルスケッタ屋という意味ですが、前述の通り現在は注力しておらず、開店当初のメニュー構成の名残だそうです。この日はマダムとだけでなくシェフとも初めてたくさん話しができました。比較的新しめのお店の多い蔵前と比べると、小さいながら14年も続いています。秋葉原エリアとはいえ駅からも外れたエリアにありますが、わざわざ食べに行きたい店ですね。
お店のアカウントはこちら
https://www.instagram.com/artisti_akihabara







