浅草の和食料理屋、食堂うゆきのズワイガニの味噌と身、外子の手巻き

2023/6/29
上に乗っているのが蟹の卵のうち外側に付いている外子。下が味噌と身を和えたもの。海苔は浅草ぬま田海苔の海苔「鹿島第二初◯上1」。パリッとした海苔の歯応えと風味、旨味が蟹の味わいに更に深みを与えます。

先付けは白芋茎(ずいき、芋の茎)とおろし新生姜のあんかけのようなとろみのスープから始まり、手巻き(1枚目)、鴨茄子とオオモンハタの椀(2枚目動画)、コチの刺身(3枚目)、ハモやイカとコーンの天ぷら(4枚目)、アスパラのおひたし(5枚目)、甘鯛の松笠焼きと雌株のあんかけ、九条ネギとイノシシのしゃぶしゃぶ(6枚目)、鮭とネギの炊き込みご飯(7枚目)と続きました。

コチの刺身には塩やわさびをつけて海苔を巻くという食べ方。こちらの海苔もやはりぬま田海苔、「久保田町初○2」です。手巻きに使った海苔がパリッとしていたのに比べて、こちらはコチのまったりとした口当たりとともに口の中でほどけます。

ハモとイカと一緒に食べたコーンは味わいと色の違う2種類。特に白いコーンは甘みが極めて強いものです。その他特に気に入ったのは甘鯛の松笠焼き、鮭とネギの炊き込みご飯です。

このお店では和食とともに主にワインが楽しめます。今回は白でコルテレンツィオ シャルドネ アルトキルシュ 2021、赤でラ・キウヴァ ルージュ・ド・ヴァレー 2020。和食にワイン、最近個人的にもよく楽しむ組み合わせなので、専門店ではその勉強という意味でも楽しめますね。

この日はぬま田海苔 沼田さん https://www.instagram.com/numatanori のお誘いで、Comptoir Coin 丸井さん https://www.instagram.com/comptoir.coin と一緒に行ってきました。せっかくなので店の前で、合わせたように黒ずくめの(店主金澤さんも含めて)3人の写真を撮らせてもらいました。

もともとこのお店を知ったのは沼田さんの話からでしたが、最初に利用したのは浅草のイベント、酔いの宵のときでした。あの時は座席が少ないためなかなか入れないということもありましたが、イベントのおかげでそうしたお店のことを少しでも知れた、という人も多いのではないでしょうか。ようやく通常利用ができて嬉しかったです。

観音裏、浅草柳通り沿いのお店で、言問通りから5656会館の脇にまっすぐ進んだ道にあります。同じ通りにとんかつ とん将、Cafe Peanuts、Vino Abeなどの酔いの宵の時に紹介した店や、フレンチのHommegeなどがあります。

お店のアカウントはこちら
https://www.instagram.com/yuuki_kanazawa

元記事:https://www.instagram.com/p/CuD7fo9S_aF/